週刊文春 2020年 2/20 号 [雑誌]

本誌４０ページの掲題につて感想を述べます。一人での終活において、死後事務や相続など五項目に関し、いずれも八割の人が「不安はあるがまだ準備できていない」と回答（原文、本誌Ｐ４０）。「葬儀、お墓は自分で手配する」（Ｐ４１）。日本人の平均寿命は男性８１歳、女性８７歳、２０１９年・厚労省発表。私は団塊世代の１９４８年生まれで、７２歳の歳男（ねずみ）です。父は８６歳、継母は９１歳で、私が見送りました。家内は先に病死。子供は娘２人（４０代）です。兄弟はなく「一人子」です。私は「早め早め」が好きな性格で、６０歳で退職してから終活を考えてきました。結論は、墓は、先祖代々の遺骨を納めている市営の「納骨堂」で良い。博多子は「宵越しの金は持たない」で現金・金融資産は「自分で生ある内に使い果たす」・今住んでいる戸建て住宅は娘に相続させる。葬儀は家族葬「４０～５０万円」か「直葬「２０万円」で行う。その費用は預金残高として常に残しておく。地方都市の４０坪の敷地ですから「家」の価格も知れています。娘二人が争うほどではありませんね。これで「完了」です。遺言書もいらないほど「スッキリ」しています。もし相続等が複雑な方は、本誌４４ページの「公正証書遺言」（公証人役場で作成、裁判では最優先文書です）か４３ページの「自筆証書遺言の作成例」を参考に自分で「手書き」して、記名・押印（「シャチハタ」以外で）でＯＫです。心配なら近くの「司法書士」さんに数万円払って作成するのも良いでしょう。弁護士さんに頼んでも司法書士さんに頼んでも「効力」「効果」は同じです。病気の場合とかの取り決めは本誌Ｐ４５に詳しいですね。ちなみに私は、病気の際は「痛み止め」の投薬だけで入院せず自宅で死ぬことにしております。これは、かかりつけの「内科医」にも話して承諾を得ております。救急車を呼ぶと入院させられますので、娘に「呼ぶな」と申し付けています。良い特集でした。７２歳福岡在住